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ミュージカル「モーツァルト!」 感想


‪はじめて帝国劇場で「モーツァルト!」を観てきました。‬


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‪舞台を観に行くのは好きだけど、ミュージカルはあまり観たことがなくて、テレビで新妻聖子、山崎育三郎、井上芳雄とかが歌ってるの観て本格的なやつ観に行きたいなあと思うようになり、wowowのグリーン&ブラックスとかをみたりしてて、念願の!‬

 

‪ぼやぼやしてたらチケットなくなっててびっくりしてたのですが、ローチケの前日予約チャレンジに成功して補助席が取れました‬

 

‪まず帝国劇場入って雰囲気に圧倒され、帝国劇場サブレなんてものが売ってるのに驚いたり、‬

‪席に座った時、ここが沼か、と思った‬
‪まだ観てもないのに!沼に落ちるってこういうことかと実感しました。おそろしい。‬

 


‪観たのは、6/20(水)お昼の回‬
‪ヴォルフガングは山崎育三郎、コンスタンツェ木下晴香、ヴァルトシュテッテン男爵夫人は涼風真世回でした‬


‪豪華なセットにきらびやかな衣装に劇場に響きわたる声に夢中だった‬

‪もともとモーツァルト!の曲で知ってたのが僕こそ音楽と愛していればわかりあえるで、陽なイメージだったせいか、影を逃れてとかダンスはやめられないとかそうでない部分が印象に残ってる‬

‪自分の影から逃れられない、の影はアマデなのかな‬
‪貴族にしか許されないはずの格好をして天才と称えられた幼少期の自分であり、才能それ自体でもあり?‬
‪もともと持っていたものなのよと言われた小さな箱をアマデとヴォルフガングでとりあうところとか‬
‪アマデがヴォルフガングの血で楽譜を書くのとか‬


‪コンスタンツェは勝手にもっと打算的な役だと思っていたので、再開した時あまりにも2人が惹かれ合うのが早い気がしたのと、結婚の契約書を書かされた時も母親に逆らう振りをすることでさらにヴォルフガングが契約せざるを得ない状況にもっていってるのかな、なんてかなり穿った見方をしていたのだけど、そういう部分よりもヴォルフガングへの愛の方が感じられたし、ダンスはやめられないとか他の人のも聴いてみたいと思った‬


‪わたしが観た回は一階席の後ろの方に集団の中学生がいたんだけど、キスシーンでざわついてるの、くすってなった‬


‪知識人?の脳をコレクションするコロラド大司教の得体の知れなさというか欲深さもよかった‬
山口祐一郎さんの歌素敵だったし、マント翻すの好き‬

‪それから、ヴァルトシュテッテン男爵夫人の星降る金も耳に残ってる‬
‪帰り道日比谷で口ずさんでる人いたくらい笑‬
‪圧巻だった‬
‪夜空の星から降る金って表現すごい‬
‪才能とか、それから生まれる作品とか、観客からの喝采もかな‬


‪セットがピアノでそれが中心になってぐるぐる回ってるのこの物語を表してたし、‬
‪ラスト、斜めにセットが立ち上がって行くところにヴォルフガングとアマデが歩いてくるの歌声含めて本当にすごかった‬


‪豪華な衣装を着た人たちがたくさん並んでるところは絵画が動き出したみたいですごく楽しかった‬
‪絵と歌と迫力がすごくて脳がパーンとなる感じ他では味わえないものだなって思う‬

 


‪席に座った時に感じたここが沼っていうのを観てから数日経ってひしひし感じています‬
‪自分でいちまんえんもするチケットを買ったのも初めてだったのにこれでハードルが下がってしまった…‬
‪8月9月もミュージカルを観に行く予定があるので楽しみです‬

 

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