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マリー・アントワネット

 

 マリー・アントワネット@帝国劇場

11/17お昼の

マリー・アントワネット 花總まり

マルグリット・アルノー 昆夏美

フェルセン 古川雄大

ルイ16世 原田優一

 

回を観てきました。

 

ぴあの優待で東京會舘パピヨンをもらって、辻村深月で読んだお菓子!と全然関係ないところでテンション上がりました

A席で1階席後ろのブロックの前から2列目ですごい視界が開けててよかった

そして席がふかふか…!改修したばかりの今だけなのかな、この席に色んな人が座ってきたし座るんだなと無駄に壮大なことを思ったり

 

 

 

最後はギロチンで処刑されるあまりにも有名な結末をどうするのだろうと思っていたら

 

冒頭ギロチンからのスタート、そしてフェルゼンの王子感…

マリーに今の状況を気づいて、自分の身を守って、と訴える役割だった

 

 

初めての花總まりさん!仕草に目線に声に気品があふれてた

 

2人のMAというキャッチコピーに惹かれて立場の違うダブルヒロイン絶対好きなやつだと思って楽しみにしていたのだけど、

 

マルグリットは第三身分のリーダー役みたいなポジション

特権階級を批判するのはそれで虐げられてるから当然だけど、たくさんいる民衆の中でなぜマルグリットがリーダーに、セリフにもあった勇気もそうなんだろうけど、その動機が何なんだろうと思っていて、

後半でマリーとマルグリットが異母姉妹だって明かされるけど、マルグリット本人はそれを元々知っていたわけではなかったし

 

オルレアンに担がれただけっていうのもなあ

 

 

 

テュイルリー宮殿?で2人で歌うシーンは圧巻だった

 

 

年齢的にも花總マリーと昆マルグリットだと年も離れていてマリーの方が成熟してる感があったけど、笹本玲奈ソニンの組み合わせだとどんな感じなんだろう

 

 

 

マリーとフェルセンの最後の逢瀬で2人が泣きながら向き合って歌うのには泣かされた…

 

泣かないで泣くのは夢が叶わない時

自由な若い日や幸せがもう帰らない時

 

処刑を目前に歌うのと序盤の舞踏会での時とでは意味が全然違う

 

もうそんなのは叶わないってわかってるのにお互いを必死に目に焼き付けてる姿が切なかった

 

 

 

クライマックスの歌詞ちゃんと聞き取れなくてDVD欲しいって感じなんだけど、

 

どうすれば変えられる

その答えを出せるのは我ら

 

なのが、1幕のマルグリットの

 

変えるのはあなた あなたたちでしょう

 

 

と対応しているようで、最後はマリーもマルグリットも「その答えを出せるのは我ら」って歌う、そういう話なんだと思った

 

 

ヴァレンヌ逃亡事件の時とか緊迫した雰囲気だけど映像がすごいきれいだったり、豪華なドレスたち、夏の舞踏会などなど、眼福でした

 

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