唐版 風の又三郎
2/17 唐版風の又三郎夜の回を観てきました@シアターコクーン
ぴあの先行抽選がとれて初めての中2階の斜めの席
あの席ってどんな見え方なんだろうと前から気になっていて、手すりが邪魔だし見切れてるけど、想像以上に舞台が近かった
赤テントはそのうち行ってみたいとは思ってたけど、アングラほとんど観たことなくて、窪田正孝の久しぶりの舞台ってだけでチケットをとってしまったので、緊張してたし、
自分の体調的にすごい眠い日だったけど、幕が上がったら目の前の世界に引き込まれて思った以上に楽しめてよかったです
赤い月と白い月、かたつむり、翼の生えた棺、オルフェ、ヴェニスの商人、風に吹かれて、軍用機の日の丸印とか印象的なモチーフは色々あった。込められた意味まで理解することはできなくて悔しさもあるけど…
風の又三郎さんでしょ?あなたは?読者です、ってやりとりはぐっときた。
Nのためにでハマった初生窪田正孝は身体の動きも表情もすごくて来て良かったと思ったし、足を怪我したことも、もちろん怪我はない方がいいけど、なんて俳優だろうと思った。
柚希礼音も初めて観たけど、登場シーンの宝塚感とか、中性的からの真っ赤なシミューズ姿、歌うし、ぴったりだと思った
あと、どっどど隊のマントよかった、目を奪われる
アングラのリテラシーがあればもっと面白かったのかな、と思うけど、休憩挟むごとにこれから始まるのはこういう世界ですよ、って説明してくれるし、一幕60分弱で集中力丁度よかったし、わからないなりに色々考えたり感じたりできた気がして面白かった。
余談、ラジエーションハウスの唯織にどこか織部っぽさを感じています