「エリザベート 愛と死の輪舞」ライブビューイング
な10/1(月)@TOHOシネマズ府中で観てきました
宝塚もエリザベートもずっと観てみたいなーと思っていたので東京公演のチケットにチャレンジしたのですが、あえなく敗退してライブビューイングのチケットをとったのでした
宝塚が普通にライブビューイングしてるの知らなかったけど、全国で年に何回も、すごいことだなー。
一幕は、まずトート様のオーラがすごい
血色のない白い肌、死の空気と華が
ルキーニが煉獄で裁判されて説明してるってことはそういう閻魔様的な役割ではないのか、と
"死"そのものだとしたら、"死"が人を、しかも死とは正反対にあるような少女を愛するとは、そしてセリフにもあったけど、人が"死"を愛するとはどういうことなんだろう
愛と死の輪舞で歌われている通り生きているシシィに愛されたいわけで、
二幕で逃げるなってトートが言ってたから。死にたいと思うこととは違うみたい
トートは死そのものだったけど、シシィと出会ったことで、人間性が生まれた?
でもラストはシシィが自ら死に行く、、、
シシィはおてんばで天真爛漫で、姉のお見合いのはずが妹が見初められて、結婚したら、しきたりにしばられて、でも自由に鳥のように生きたいと歌う、王道の展開
わたしの幸せはわたしが決める、というのが好きなのもあって、私だけに、好きだなあ
少女の天真爛漫なのびやかさだけではなくて皇后の気品も感じた
そして二幕。シシィが別人のようになっていてすごかった
天真爛漫さは影を潜めて、皇后としてのプライドでかたくなになっているように見えた
トートがルドルフとかに働きかけてるのはシシィの愛を自分に向けるためだよね?エリザベート、というタイトルで主演はトートですって違和感があったけど、二幕はエリザベートはなんならあんまり出てこなくて、トートとルキーニが色々する話だった
もう一回観ていろいろ考えたい…チケットはないけど…
狂言回しのルキーニのギラついた目が忘れられなさそうなんだけど、ルキーニとはなんだったのか、とか、"死"を愛するとは、とか
こういう物語にあんまり触れることって今まであんまりなくて、
まだ本当に少ししか知らないけど、
こういうミュージカルって舞台上では色んなことが起きてるけど自分がそれを全部観れるわけじゃないし、色んなところにいくらでも意味は込められてるだろうけど、それを理解するには読解力みたいなものも教養も必要で、
ここにしかないような目を惹く非日常の華やかさも、ありふれたことも同時にあって、
そんなところが魅力なのかなって
あと観る前も観た後も楽しめること
エリザベート関係なくなってしまったけど…
最後はショーになってるんですね、もしかしたらこれは羽を背負ってるのが観れるのでは!?わくわく、、、出てきたー!本当に背負ってる!絶対重い!けど優雅!美しい!そんなに何回もお辞儀して大丈夫なの!?って感じでした
宝塚自体観るの初めてで、人の違いとかはあんまりわからなかったのに、サヨナラショーもライビュとはいえ観るの申し訳ない気がしたけど、隣の人涙ぐんでたし…
宝塚らしさみたいなのを存分に浴びれて楽しかったです